9ヶ月先は・・・
決めた病院は、我が家からは電車で一駅+バスで10分。
ドアtoドアで40分くらいで行ける距離でした。
上の子供の病院よりずっと近かったです。
まず玄関ロビーに入ると、さっと案内担当のナース姿の方がやってきて、
フォローしてくれます。
総合受付もかわいい女性が多いな~!
どの職員の方も対応が丁寧で、本当に驚きました。
2階に産婦人科があり、そこにも窓口があるのですが、
こちらの方々もすごく親切に丁寧に対応して下さり、
さらに輪をかけて、初診のため、問診に来たナースさんまで・・・。
半年近くかけてじっくり探しただけの事はあるかも・・・!
・・・いや、こんなに雰囲気の良い病院って今までないよ?
・・・いや、病院とは思えない~~、と感激モード。
(この時点で完全に病院に恋しちゃいました☆)
問診表を見て、ナースさんが、
「生理不順・・・ですか。
あの・・・この一番下の不妊(?)ってあるのですが・・・」
そう。
問診表にうまく受診理由を書けず、
「生理不順」
「不妊(?)」
と書いていたのです。
「そうでしたか・・・。そうですね。
年齢的な事もありますし、不妊外来ということでよろしいでしょうか?」
とナースさんは確認しました。
「はい。そうして下さい!」
「・・・あの・・・初めてでいらっしゃいますよね・・・
ご存知なかったですよね・・・
実は・・・」
(実は・・・何でしょう?)
「こちらの産婦人科、今年いっぱいで診療を辞めてしまうんです」
・・・
・・・・・・・・・・・・
ええええええ~~~????
そ、そ、そんなぁああああ
まじ
ですかぁ・・・
さっき恋したばかりなのに、もういきなり失恋ですかぃ・・・
頭の中で、「・・・そんな・・・そんな・・・そんな・・・」リピート状態。
ナ「どうされますか?治療を続けられると長期になると思うのですが、
途中で病院を変わられる事になるかもしれないです。
もし・・・だったら他の病院にされた方が・・・
こちらの病院でよろしいですか?」
この謙虚な説明にさらに感激してしまい、
でも一瞬・・・どうしよう・・・どうしようと思いながらも次に出た言葉は、
○「いえ!こちらの病院、市でも指定しているくらいの
治療には信頼度があるわけで・・・
あの、前からずっと・・・年末まででもいいので、
まずは相談だけでも受けさせて下さい」
ナ「わかりました。ありがとうございます。」
そっかー、そっかー、
そぉおおおなんだぁぁぁぁぁ・・・(心は号泣)
想像を超えて遥かに素敵な人だったのに・・・
せっかくめぐり合えた愛しい人なのに・・・
・・・じゃなくってっ!
今年の年末まであと9ヶ月。
私は41歳の折り返し地点にいる頃です。
その頃までには、何かしらの結果が出ているはず。
happy四十路マタニティライフを送っているのか、
生命誕生の神秘の奥深さに、心や体まで翻弄されているのか、
9ヶ月の区切りは自分の中では指標になると思いました。
長すぎる戦いは、40歳の私には、必要ない。
9ヶ月終わった後に、その時に、
また一からスタートに立とうという気持ちがもてるなら、それでいい。
そう思いました。