手術翌日(入院44日目) | それゆけ!四十路出産 ~40's妊娠→出産Try日記~

手術翌日(入院44日目)

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またまたコメントを頂き、本当に嬉しいです!!ありがとうございます。


ご心配をおかけしました。おかげ様で経過は順調です。


ここに書くべきか悩みましたが…手術後ですが、福島で明らかになったニュースを知り、驚きました。(警察の措置は私は疑問に思います。民事じゃないのに…)


その患者さんの状態は、帝王切開歴は違えど、他はほぼ同じ。私ももしかしたら…と思うと…


でも事前にあらゆる万が一の事をインフォームドコンセントをして頂き、私も大袈裟ではなく、覚悟して手術に臨みました。だから本当に怖かったのです。


うにゃさんがおっしゃったように、すべてが生きている事で新鮮に、ありがたく感じました。


お産は安全…という情報が先行しすぎているのでは、と、入院している仲間の言葉を聞いていても、思いました。


福島の件だけではなく、この病院で起こっているお産の急変を目の当たりにして、やっぱりどんな場合でも命懸けなんだ、という思いは強くなります。


☆☆☆☆☆


良く眠れない、お尻の痛い一夜が明けました。まだ半日もろもろの点滴があります。


収縮剤入りの点滴のせいか、点滴した箇所の周辺がものすごく痛むのです。(もれかも)


今日の朝から水分摂取OK。吸い口を看護師さんに取ってもらって水を一口。おいしかったです。


その後、体を清め着替えをしてもらいました。


ガスはまだ出ず、導尿カテーテルも午後までそのまま…


昨日の夜の未熟児室面会にはだんな様がいきましたが、泣いていたのに触れたら泣きやんだとか、ブドウ糖を飲んだと、嬉しそうにしていました。


出血具合ですが、先生も立ち寄られ、とりあえずの危険は脱して、今後も大丈夫でしょう…良かった~!これで前置胎盤との戦いは終わりなのかな。


午前の看護師さんによると、今日は起き上がるのが目標で、車椅子で未熟児室へ行きましょうとの事でした。


午後になり、未熟児室の面会時間になりました。


まだ点滴は続いていますが、導尿カテーテルを抜き、血栓予防ポンプを外して、面会に行く事になりました。


担当の看護師さんは日勤担当の方に変わっていて…この方ちょっぴり厳しい方なのでした。


「はい!起き上がって!」


えっ(^_^;)


は、はい。わかりました。
電動ベッドではないため起き上がるのが大変!


「辛かったら帰りは車椅子でね」


未熟児室は私の病室からは少し遠いのですが…会いに行かなきゃ!


おそるおそる歩き始めるとなんだか下半身が自分のものではないような…でもなんとか歩けました。さっきの方も足取りしっかりしてていいよって。


未熟児室に入りました。入った途端、優しく流れるオルゴールの音楽が耳に入り(しかもTSUNAMI)、涙が止まりませんでした。


保育器に入った娘…。
ものすごく小さくて触れたら壊れそうで、なんとも言えない気持ちで、涙だけが流れて止まりませんでした。


少し気分が悪くなってしまい、未熟児室担当の方にも無理はしないで…と、今日は対面だけとなりました。


病室までは結局歩いて戻りました。そして点滴再開も…血管が限界のよう。でも残りわずかなので、無理やり液を流し込み終わらせる事に。


痛いのなんの…(ToT)


夕方の抗生剤の点滴は差し替えてもらいました。もう腫れ上がっていて限界でしたから…


今夜からお粥と柔らかい食事再開です。夕食直前にはガスも出ました。


夜の未熟児室はだんな様のみにしてもらいました。少ない時間なのに歩くのもおぼつかない私がいたら、時間が…でも明日は二人で行きたいです。


だんな様、初の保育器越しおむつ替えに挑戦したらしくうんちまみれで大変だったそうです。


後陣痛の痛みもかなり和らいではきましたが、寝る体制が相変わらず…で、それでも昨日よりは眠れた感じです。