後日談
3月中旬の事です。
私は退院前に生命保険の入院給付金請求に関連する書類を
病院に預けて来ました。
そのできあがり状況は後日、病院に電話して確認するのですが、
「先生は今ずっとお休みされていて書類もまだ出来上がってないんです。
いつ復帰されるかも目処が立ってなくて・・・。
ずっとお疲れの様子でしたので・・・」
ええ~?先生の身に何が!!
翌週もう一度確認の電話を下さいとの事。
そして次の週・・・
「ごめんなさい、先生まだお休みされていて・・・
あ!書類はもうお預かりしているようです。
大丈夫です。お渡しできますよ」
「あの・・・実は私の1ヶ月検診の予約も○○日に
入れているのですが、それまでにはどうなんでしょう?」
「うーーん、長くかかりそうで・・・、
今の所、その日は代診で○○先生が入ってます」
むむ~~?どうしたんだろう。そんなに悪いのかしら・・・
そして1ヶ月検診の日・・・
病棟ナースステーションに先生の部下研修医・斉藤先生の姿を発見!!
一生懸命手こまねきをして呼びよせました。
「先生今日病院にいるので、もしかしたら内診されるかも」
斉藤先生おもむろに院内PHSをかけ、先生を呼び出しています。
むむむ?どういうこと?
少し待っているとエレベーターから私服に松葉杖姿の
先生が降りてきました!!
うわーーーっ。。。そういうことだったのかぁ。
「すいません、先生。来て頂いちゃって~~」
「いや~もう退屈してたんですよ。今日これから退院で。
あーごめんなさいね、1ヶ月検診・・・」
通勤途中に転倒して足を複雑骨折してしまったようです。
そしてそのままこちらの病院に入院・・・
先生、手術を初めて受けられて、
麻酔の大変さもわかったっておっしゃってました。
私も松葉杖の経験があるので、しばし松葉杖談義に。
階段の上がり方、下り方はこうですよね?とか、
コンビニの床は滑りやすいので気をつけて下さいとか・・・。
先生はすぐに勤務を再開されるようです。
「バスで通勤しようかな~と思ってて」
「せ、先生だめですよぉ!タクシーは?
私もタクシーで通勤してましたよぉ。」
「タクシーはねー、ワンメーターだし、なんだか申し訳なくてねぇ」
「だめだめ~~、
松葉杖で転んで手を骨折する2次災害も結構あるって
私の担当の先生も言ってました!!」
先生~~っ、もう大好きですよ。
そんな時なんだからタクシー使ってもバチは当りませんよ?
時間が来て、エレベーターに乗り込む先生との別れ際に
「先生!!!また子宮筋腫とかで先生の所へ絶対来ますから!!」
「わかった~~!ありがとう!!」
・・・はぁぁ・・・失敗。私ってばもっと気が利いた事、
言えよって感じですよね。
まず・・・子宮筋腫になるのかい?
しかも子宮筋腫くらいだったら、
それでなくても過酷な状態の先生の仕事を増やさなくても・・・ねぇ。
でも、年も近いし・・・大好きなんですよ。
本当は飲みに行ったり、遊びに行けたら・・・なんて思うのですが。
先生元気でお仕事頑張っているかな・・・。